初めて出逢ったのに、なぜか懐かしい
伝統の落ちつきから放つ、全く新しい息吹
この感覚は何だろう・・・
肌にしっくり馴染んで、やわらか
やさしい温もりなのに、つよさを秘めた素材への安心感。
そして深く穏やかな、色合い。
空、雲、風、土、木々の緑や花々
そんな大地の恵みを表現したような遠州綿紬は
私たちのDNAに染み込んだ懐かしい風土を
いま現在のエッセンスとなって心地よく届けてくれる。
それは、遠州綿紬がいつの時代も
そこに息づく人々の感性と真心と情熱によって
誕生しているから。
タテ糸とヨコ糸のリズミカルな協演は、
きっと、いちばん斬新なその時代のハートを
映し出しているのだろう。